SDGs(持続可能な開発目標)

SDGsと社会イノベーション事業

SDGsはグローバルな社会・環境課題を解決することにより持続可能な社会を実現し、人々のQuality of Lifeの向上を目指すものです。
株式会社ユーエイがこれまで推進してきた事業は、まさにSDGsの達成に寄与するものであり、製品づくりのモットーである「お客様の声を“カタチ”に、新たな価値を“機能”に」は、持続的成長の源泉と考えています。

株式会社ユーエイは各事業活動を通じて新たな社会・環境・経済価値の創出を経営戦略に組み込むとともに、
(1)事業活動による社会・環境にもたらすネガティブインパクトを低減
(2)社会・環境の変化に伴う事業へのリスクを考慮
この2項に対する強靭性の向上に努めてまいります。

株式会社ユーエイが取組むSDGsの特定

「ユーエイ・サステイナビリティ戦略会議」においてSDGsの17のゴール(目標)と、事業の営みによって、それぞれの項目におよぼす影響(リスクおよび機会)について検討し株式会社ユーエイの企業(事業)活動全体を通じて貢献できる目標として6つのゴールを特定するとともに企業としてのサステイナビリティに資するものであると考えます。
また、ここに特定する6つの目標以外にも、弊社事業はSDGsの達成に幅広く寄与できると考えています。
株式会社ユーエイは、SDGsそれぞれの目標は相互に関わっていると理解しており、SDGsの17の目標に対し可能な限り取組み、直接的・間接的に貢献してまいります。
補足:サステイナビリティ=持続可能な開発目標
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

安心・安全3.6 世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。

モビリティ産業をけん引するキャスター製造・販売事業者として、安全運転の意識向上および、交通事故防止に取り組んでまいりました。
(1)スマートフォン等を利用し、運転日報の記録を行い、管理者による運転者への安全運転啓蒙の実施。
(2)交通安全に関する、危険予知訓練・法改正に伴う教育の実施。
上記2項を基本とし交通事故防止に取り組んでおります。

寛容やリスペクトの精神4.a 子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。

社会福祉協議会は、地域共生社会の実現を目指して、地域の皆さんが共に支え合い、いつまでも安全・安心なまちで暮らせるような地域をつくるために地域活動に取り組まれています。
株式会社ユーエイは、子ども、高齢者、障がい者、生活困窮者等の支援が必要な人に対し適切な支援をする「社会福祉協議会」を通じて、全国の児童養護関連施設の用に供する弊社製品(台車)を毎年持続的に寄贈することで、子どもの福祉を推進する活動を支援し、次代を担う子どもの健全な育成に貢献します。

環境改善製品の開発・提供7.3 世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。

CO₂排出などによる気候変動、資源・エネルギー問題など地球規模の環境問題に対する解消・緩和と省エネルギー化が社会から求められています。
株式会社ユーエイでは、樹脂成型機やプレス加工機の油圧装置を電動装置(電動サーボ等)へ刷新するなど生産革新を行い、地球環境負荷を軽減する仕組み、生産技術を新たに構築することで、製造メーカーとして、社会課題の解決に貢献します。
また、より省エネな設備(空調・照明)の導入を推進し、社会における日常的なエネルギー利用の効率化、省エネ化を促進してまいります。

モノのインターネット(IoT)によるイノベーションの提供・開発9.4 資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。

走行時の回転によって発電するエナジーハーベスティング技術(環境発電技術)を採用、電磁誘導コイルとマグネットを利用してキャスターの回転によって電気をつくるIoTセンサキャスターを開発・生産しています。
IoTセンサキャスターにはセンサと無線通信モジュールを内蔵しており、自己発電する電力を使ってセンサのデータを送信することができ、電池不要のセンサデバイスとしてIoTの普及を加速できると考えています。
IoTセンサキャスターによるセンサ情報の可視化によって、環境改善への行動を促し、また作業効率の向上に資する製品・サービスを提供します。

廃棄物の削減12.5 廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

地球規模での資源問題に直面している現在では、廃棄物を資源としていかに効率的に利用していくかが大きな課題となっています。
当社では、お客様に良い品質の製品をお届けするために、製品を梱包してお届けしています。
1個単位から大量の製品まで、数多くのお客様へお届けするため、主に段ボールを梱包材として使用しています。
しかし段ボールは、お客様のご利用後、廃棄物として処理されるため環境負荷をかけてしまいます。
そのため、取引量が多いお客様に対しては通い箱(プラケースや網カゴ)での配送をご提案しています。
また、他の廃棄物削減の取り組みとして、卵の殻を利用した樹脂素材を検討、試験しています。

自然環境への配慮15.2 あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。

すべての事業活動で使用される紙情報をできる限りIT化(ペーパーレス化)することにより森林資源の保護に寄与いたします。