環境負荷低減へ 福岡工場に成形新棟 工程を集約し効率化

ユーエイ(大阪府東大阪市、06・6747・5607)は、福岡工場(福岡県福智町)に成形棟を新たに増設した。複数の建屋に分散する成形工程を新棟に集約し、生産効率を高める。
新棟は延床面積1254㎡で、キャスター用の車輪を成形加工する。2023年10月から稼働する予定。
新棟を含めて福岡工場の屋根には太陽光発電パネルを設置する。これにより、従来と比べ年間約120tのCO2排出量削減を見込んでいる。今年度中に敷設し4月から稼働する予定。

大手キャスターメーカー 業界最後発からの挑戦と新たなビジョン

㈱ユーエイ(旧:㈱ユーエイキャスタ―)は、1977年の設立以来、キャスター及び関連製品の開発製造販売を行い、設立から40余年で国内有数のキャスターメーカーに成長。現在、国内のシェア約25%を占める。
「弊社は国内生産にこだわり、お客様の要望にお応えするオーダーメイドのモノづくりを得意としています。これは大手キャスターメーカーの中では最後発であったことにも起因し ており、他社のやりたがらない小ロットのオーダーメイド品を数多く受注してきました。そのような中で培った多品種小ロットへの対応力こそが弊社の強みと考えています」と話すのは雄島社長。

新春インタビュー 50周年に向けて

顧客の声をカタチに、新たな価値を機能に様々な現場での困りごとを解決してきたユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)。2022年に創立設立45周年を迎え、節目である50周年に向けて今年も同社は歩みを止めない。雄島社長に、昨年を振り返りながら新しい年での目標などについて聞いた。
 2022年について雄島社長は「原材料の高騰などで厳しい局面もあったが、売上は過去最高を記録することができた。今年は少し原材料価格が落ち着くと予想しているので、より収益を確保することができれば」と振り返る。海外展開を積極的に行っている同社は2022年、同社は「Newsweek(国際版)」と「THE WORLD FOLIO(WEB版)」に記事が掲載された。2022年の後半から海外出張が本格的に再開される中で、営業担当が海外の顧客に提案する際に記事を読んでもらっているという。
 雄島社長が現在注目している製品は、「IoTセンサーキャスター」と「アルティメットウレタンキャスター」、そして今年発売予定の段差乗り越えキャスター(新バージョン)の3つだ。アルティメットウレタンキャスターに関しては「2022年3月の発売後、既に多くのお客様に関心を寄せていただき、今後主力製品となる可能性を秘めている」と話す。今後発売予定の段差乗り越えキャスターについては、サイズを新たに、従来品に比べ乗り越えやすさが20から30%アップし、サイズ違いで2種類をラインナップしているする計画だ。
 同社はSDGsに関する取り組みも積極的に展開。取り組みの一環として、樹脂素材のリサイクルのほか、児童養護施設への台車の寄贈などを行い、福祉活動を支援することで子どもの健全な育成に貢献している。今後、全国に約600ある児童養護施設すべてに寄贈していきたいとしている。「施設を訪問し職員の方や子どもたちと話す中で、様々な考え方に触れることができている。毎月、訪問を続けていくことができればまた、再生材料の実証実験も行っており、環境への優しさと製品としての強靭さが両立する製品を生み出していきたい」と話す。 
今後の目標について「今年6月完成予定の福岡工場の新しい成型棟が稼働すれば、車輪の国内増産が実現できる。50周年に向け、売上だけでなく、品質・知名度でも全国一のキャスターメーカーになれるよう、社員とともに今後もあっと驚くようなキャスターを世に送り出していきたい」と熱く語った

児童養護施設に台車を寄贈

ユーエイ(大阪府東大阪市、06・6747・5607)は、児童養護施設に台車を寄贈している。SDGSの取り組みの一環で、福祉活動を支援し子どもの健全な育成に貢献する。
 寄贈しているのは同社製のキャスターを搭載した台車。2021年10月ごろから大阪や奈良、福岡、埼玉の14の施設に寄贈(1施設に2台)。活動を担当するISO推進室の守矢英一氏は「22年内にもさらに2施設に贈る予定」と話す。
 同社は20年からSDGSの6つの取り組みをスタート。台車の寄贈はその一つ。『誰もが質の高い教育を受けられる環境をつくる』ことを目指すもので「社会の未来に貢献できることを」という雄島耕太社長の想いから寄贈を始めた。
 寄贈には、雄島耕太社長自らが各拠点責任者とともに施設に訪問。その際、施設長や職員に施設での福祉活動について話を伺い、児童と接する中で、感じたことなどを同社のSNSで発信もしている。これからも全国の施設(全595施設)に贈り続けていく

ベトナム人実習生が活躍

国内の中小企業で外国人材の受け入れが進んでいる。新形型コロナウイルスが流行した2020年以降も受け入れが増えており、関心は年々高まっている。
世の中に新しい付加価値を提供するキャスター総合メーカーのユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)では、ベトナム人実習生が関東、奈良、福岡の各工場で活躍している。今回は奈良額田部工場(大和郡山市)で勤務するベトナム人実習生のグェン・ドゥック・ナムさんと、上司であるゴム成形係係長の前田意仁氏、班長の乾幸史氏に話を聞くことができた。
 ナムさんは特定技能制度で2019年10月に来日。同工場では4人の実習生が働いており、ナムさんは日本語がまだうまく使えない他の実習生の通訳の役割も果たすなど、同工場にとって不可欠な人材となっている。日本語は来日前の約半年で勉強し、日本語の勉強は実際に仕事で使いながら覚えているという。現在は、キャスター部品を製造するためのプレス加工などを担当している。
前田係長は「日本語が日に日にうまくなっているのが分かる。本人の努力の賜物」と話す。「真面目に取り組む姿は、私だけでなく一緒に働いている社員たちにとっても励みになっている。実習生4人全員が真面目で、仕事も積極的に取り組むので、私は今後も実習生を受け入れたいと思っている」。
工場では、コミュニケーションのやり方を見直し、1つ1つより丁寧に説明するようになった。大型の機械など、特に危ないシチュエーションは強調して伝え、日本語では伝わりづらい言葉はジェスチャーや翻訳機などを使いながら、コミュニケーションを図っている。社員全員で実習生に日本語を教えるようになってから、工場内全体のコミュニケーションが活性化されたという。
ナムさんのことを「眼差しのまっすぐさが、実直な性格を表している」と話す乾班長は、「仕事に対する姿勢がまじめで、この3年で技術は飛躍的に向上した。工場にはなくてはならない大事な存在。日本語も上達し、たまに関西弁が混じるようになった」と笑う。
 「日本語をうまくなるために、日本語能力試験のN3を目指したい」と意欲を見せるナムさん。休日は「近くの公園でサッカーをしたり、自転車で出かけたりすることが多い」と話す。また、「日本に来てから写真を撮ることが好きになりました」と、撮影した美しい風景写真を見せてくれた。
 現在キャスターの売れ行きが好調なことから、奈良額田部工場も忙しく稼働している。前田係長は「今後も実習生が活躍する環境を整えていく。ナムさんには是非今後も、技術を磨き後輩実習生のお手本となる存在でいて欲しい」と話した。

ユーエイ 関西工場設備・備品展に出展

キャスターの専門メーカー・ユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は5日から7日の3日間、インテックス大阪で開催された関西ものづくりワールド2022内の「第7回関西工場設備・備品展」に出展した。同社は運搬作業の効率化を考える「物流ソリューション」をテーマにさまざまな製品を展示した。なお今回は、関連会社であるテイモーと共同出展。「電動アシストユニットtascal」は、重量物でも軽い力で運搬できる後付けのアシストユニットで作業負担の削減などに貢献。

ユーエイ 小間番号11-4 電動アシストを体感デモ

主な出展製品
アルティメットウレタンキャスター(新)、電動アシストユニットtascal(参考出展)を体感できるデモコーナー。
特長・見どころ
「アルティメットウレタンキャスター」は高強度ウレタン車輪により、動き出す時の負担を軽減。1tの重量物を載せた台車を人の力で押せる。台車に後付けできる「電動アシストユニットtascal」も参考出展する。カンタン導入・ラクラク操作で、工場・建設現場・物流現場など様々なシーンでの運搬をアシストする。

同社の快進撃は止まらない ユーエイの雄島社長・新春インタビュー

約8000種類のキャスターを扱うメーカーであるユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)。新型コロナウイルスとの闘いが2年目となった2021年は、東京のショールーム完成やユーエイファンの注目など、歩みを止めない一年となった。2022年も同社の快進撃は止まらない。2021年は、展示会ではなくもっと身近で製品を見てもらえるように、東京にショールーム「YTC東京(ユーエイ・テクノロジー・センター)」をオープン。IoT環境の構築が簡単にできる統合型センサネットワークシステム「ユーエイ・ツナガル・システム」の体感ができる。雄島社長は「2021年の後半は、コロナの中でも少しずつ活動が再開され、展示会などにも相次いで出展した。システムの提案はなかなか難しいが、ショールームに来訪いただくことで、身近に感じてもらえるように今後も取り組みたい」と話す。また、2019年発売の屋内環境改善、熱中症対策につながる快適環境づくりに貢献する「ユーエイファン」の認知度が向上し、様々な業種で採用されるようになった。「その他にも、始動力に優れるキャスターの認知度が上がっているのは嬉しい事。高付加価値の製品をさらに売り出していく。さらに、キャスターと同時に他の技術も磨くことで、事業の多角化を目指していく」(雄島社長)。2022年、ユーエイ・ツナガル・システムとともに売り出したいのが、段差乗り越えキャスターだ。前に進む力を押し上げる力に変換する「D-Drive」を搭載したキャスターを、前輪に2個搭載することで、段差をスムーズに乗り越えることができる画期的なキャスターとなっている。また今春には、昨年の展示会で注目を浴びた「アシスト機能付きキャスター」がリリース予定だ。同社はこれまで、段差乗り越えキャスターや発電キャスターなど、キャスターの新たな可能性を拓く製品を世に送り出してきた。「キャスターの可能性は無限。これまでは安価なものが好まれる傾向があったが、今後は高機能なものがスタンダードになっていくのではないか。また今後は、キャスターが使われる製品の共同開発なども行っていくことができれば」と話す。他社にはない製品を生み出し続けると同時に、SDGsにも注力。取り組みの一環として、樹脂素材のリサイクルのほか、児童養護施設への台車の寄贈などを行っている。雄島社長は今後の目標について「皆さんに広く使っていただける製品づくりを続けていきたい」と熱く語った。

3つのソリューション展示

ユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は6日から8日までインテックス大阪で開催された「第6回関西工場設備・備品展」に出展した。同社はモノづくりのお困りごとを解決する「物流ソリューション」(AGVキャスターや、新製品キャスター展示)、「IoTソリューション」(IoTセンサキャスターのデモンストレーション)、「省力化ソリューション」(新たに取り扱いを開始したユーエイ・ガススプリングを展示)の3つのソリューションに関する展示を行った。従来のキャスター展示に加え、今回参考出品されたのが、運搬作業の効率化を支えるアシスト機能付きキャスター(発売時期未定)だ。センサユニット、駆動ユニットを台車に後付けできるなど簡単導入が魅力。曲がる動作も楽にでき、重量物でも軽い力で運搬できる。

物流機器の稼働状況を管理

特集
関西ものづくりワールド

ユーエイ
3号館7‐5

▽物流機器の稼働状況を監視

主な出品製品
▽AGV専用キャスター(①物流ソリューション)▽IoTセンサキャスター(②IoTソリューション)▽ユーエイ・ガススプリング(③省力化ソリューション)。
主な特長・見どころ
『モノづくりのお困りごと』を解決する3つのソリューション(①②③)をテーマに、最新製品を展示する。
そのうちIoTソリューション(②)では、▽データを取るIoTセンサノード、▽データを集めるIoTゲートウェイ、▽データを活用する可視化・分析アプリのクラウドサービスの3つのソリューションにより物流機器の稼働状況をワンストップでモニタリングする『ユーエイ・ツナガル・システム』を提案する。
出展ブースでは当日、位置情報の測位デモンストレーションを行う。

「IoT体感できるショールーム開設」

ユーエイ(雄島耕太社長)は、東京支店(千代田区)にあるプロステック秋葉原2階に「YTC東京(ユーエイ・テクノロジー・センター、写真)」を6月にオープンした。最新キャスター製品に加え、統合型センサネットワークシステム「ユーエイ・ツナガル・システム」を体感できる。同システムは昨年10月に発売され、各種センサ情報をIoTゲートウェイで受信し、さらに上位システムに送信プログラムを備え、専門知識がなくても簡単にネットワークを構成することができる。YTC東京には、産業用キャスター展示、IoTセンサキャスター、IoTセンサ製品、利用状況表示システム、位置情報検知システム、企業情報展示の6つの展示コーナーがある。コロナ禍で多くの展示会が中止、延期されているなかで、実際に商品を試すことができる場を提供していく。来場には事前連絡が必要。問い合わせ03・5816・1155。

ユーエイ 東京に自社IoTの展示場オープン

ユーエイ(雄島耕太社長)は6月1日、同社東京支店(東京都千代田区外神田6-13-10プロステック秋葉原5階)の同ビル2階に、IoTシステム「ユーエイ・ツナガル・システム」を体感できるショールームとして「YTC東京(ユーエイ・テクノロジー・センター)」を開設した。コロナ禍で展示会の機械が減少するなか、実際に製品を体感してもらうことでユーザーの声を製品開発につなげたい考えだ。同施設を構成するのは、産業用キャスター展示コーナー、IoTセンサキャスター展示コーナー、IoTセンサ製品展示コーナーなど6つのコーナー。来場者は最新のキャスター製品のほか、IoTゲートウェイで受信した各種センサ情報を上位システムへ送信することで簡単にネットワーク構築が可能なユーエイ・ツナガル・システムを実際に体感できる。なお、来場時には事前連絡が必要。

展示コーナー6つを構成 ユーエイ「YTC東京」オープン

ユーエイ(雄島耕太社長、東大阪市)は1日、東京支店の同ビル2階に「YTC東京(ユーエイ・テクノロジー・センター)」をオープンすると発表。同施設では、最新の同社製品に加え、誰でも簡単にIoT環境の構築ができる統合型センサネットワークシステム「ユーエイ・ツナガル・システム」を実際に体感できる。昨年10月に発表された同システムは、各種センサ情報をIoTゲートウェイで受信、さらに上位システムへ送信するプログラムをあらかじめ備えて、専門知識がなくても簡単な操作でネットワークを構築することができるシステムとなっている。YTC東京には産業用キャスター展示コーナーやIoTセンサキャスター展示コーナー、IoTセンサ製品展示コーナー、利用状況表示システム展示コーナー、位置情報検知システム展示コーナー、企業情報展示コーナー、の6つで構成されている。新型コロナウイルスの影響で展示会などが延期・中止となる中で、実際に製品を手に取ることができる場となっている。

ユーエイ 積極的に新分野参入したい

約6000種類のキャスターを扱うメーカーであるユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)。国内のほか、中国の上海と蘇州にも製造拠点を持つ同社にとって、昨年は新型コロナウイルスの影響がさまざまな部分に及んだ1年となった。今年、コロナとの闘いも2年目を迎え、雄島社長は「厳しい現状をもチャンスと捉え、これまで進出していなかった分野にも積極的に参入したい」と話す。雄島社長に昨年を振り返ってもらった上で、今後の展開などについて聞いた。
コロナ以前は、国内のみならず海外にも積極的に出向き、製品の打ち合わせを行ってきた雄島社長。しかし昨年はコロナで状況が一変し、密なやりとりができない状況に置かれた。テレワークなどの難しさも実感したという。また、頻繁に各拠点に足を運び社員との交流の機会を設けていたが、コロナにより自粛が続いた。「社員と食事を囲む時間などは、大事なコミュニケーションの場。コロナ以前とは形を変えて、情報交換の場は続けていく」と考えを示す。
また、「豊富な製品ラインアップからニーズに合わせたキャスターを国内外に届けている自負があるため、今回のような事態が今後も起こった際に、海外生産分を国内でも対応できるような体制づくりが目標。今年は原材料高騰による製品価格への影響などが懸念されるが、45期に向けて良い締めくくりができれば」と話す。
メーカーとして、解決できることにはできるだけ応えたいという気持ちを忘れない雄島社長。今年、特に力を入れて売り出していくのは昨年発表した統合型センサネットワークシステム「ユーエイ・ツナガル・システム」と、運搬作業の効率化に役立つと好評を博している「段差乗り越えキャスター」だ。
4月から販売が本格化される同システムは、同社がこれまで培った確かな技術力があるからこそ実現した事業領域の拡大の1つだ。システムの構想は約10年で、既に多くの企業から問い合わせが相次いでいる。「段差乗り越えキャスター」は、後輪が「段差に押し返される力」を、前輪が「路面を押す力」に変換し後輪が持ち上がるという、キャスターの可能性を広げた製品の1つとなった。独自の製品を生み出せるのも、営業部門と技術部門の緊密な連携があるからこそと言える。
さらに、工場や倉庫で活躍するシーリングファン「ユーエイファン」の大型リニューアルを今年4月に行う。従来品に比べコンパクトになり、メンテナンスが不要になるなどユーザー想いの製品にアップデートされる。年間の販売目標は100台。
雄島社長は今後の目標として「グループ総売上高を10年後までに1000億円に伸ばすことを目標に、今後も新市場の開拓を行っていく」と締めくくった。

ロジスティクスCは「縁の下の力持ち」

総合キャスターメーカーのユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)。同社の物流を担うロジスティクスセンターは、全国からの要望に即日対応できるよう、在庫を完備し製品を届ける「縁の下の力持ち」だ。
 もともと本社とロジスティクスセンターは同じ敷地内だったが、約10年前に本社の移転をきっかけに建物が独立。工場から送られる製品を荷受けし、基本的には朝と夕方の2回出荷を行っている。関東・奈良・福岡の各工場からは何万個というキャスターを発送するが、同センターでは、1個からの注文にも対応し、出荷ミスがないようハンディターミナルなどを用いてピッキング作業を行っている。
中矢聖一センター長は、「およそ2000種類のキャスターを取り扱っているため、人的ミスができるだけ少なくなるよう細心の注意を払う。在庫管理に関しては、データ化された発注点を設定し、その数値を基に安定した在庫量を各工場へ発注し、在庫量の平準化を図っている」と話す。
取引先専用梱包を行うなど、多種多様な流通加工品も専門的に行っているのがメーカーとしての同社の強みであり、営業担当とロジスティクスセンターとの密な連携で、顧客を待たせない仕組みが完成されていることも大きな特長だ。
 高橋遼太主任は「ミスを防ぐためのWチェックや、ヒヤリハットのヒアリングなどを実施し、事故防止に努めている。また、センター長の巡回で現場の問題点を拾うようにしている」と、ミスを生まない取り組みを明かす。同社の社風については、「仕事中と休憩中のメリハリはしっかりあり、楽しむ時は全力で楽しむ。社員同士が気軽に話ができる環境や、立場を問わず話しやすい雰囲気があるため、仕事がしやすい」と話す。
営業担当と工場をつなぐ要であるロジスティクスセンター。物流業界では、人不足が大きな課題となっているが、今後の業界の変化を見据えた上での効率化は、メーカーのロジスティクスセンターでも同じ課題だ。今後について中矢センター長は、「売上が上がっていき物量が増えていく中で、倉庫の自動化や自動設備の導入、効率の良いロジスティクスシステムを構築していくことが目標」と話した。

コロナ禍は改革のチャンス

コロナ禍の影響は。経済活動が減速し、キャスターもその影響を受けざるを得ない状況が続いている。不況でも収益の出る経営をしているが、先行きの見えない現状に不安は拭いきれない。
今年取り組むことは。とはいえ、この向かい風が吹く環境をむしろチャンスと捉えている。取り組むのは社内の改善。これまでの事業を広げ、業績を伸ばし、繁忙の日々が続いてきた。しかしコロナ禍で一息つき、今まで手が回らなかった課題にも取り組める。
改善することは。まず生産の効率化を図る。老朽化した機械を入れ替え、ロボットなどを導入し自動化を進める。少子高齢化を背景に人手不足はますます大きな課題になる。それに対応するために自動化や効率化で24時間365日稼働する体制を構築したい。
将来目指す姿は。キャスターの国内市場は約300憶円といわれて、このうち25%近いシェアを持つ。市場は成熟しつつあり、従来の方法での事業拡大は簡単ではない。そこで、キャスター事業をさらに強化しながらも、培った技術を生かし、事業領域を広げていきたい。
具体的には。
キャスター事業はここ数年、段差をスムーズに乗り越えるキャスターや、重い荷物を載せても軽々と運べるキャスターなど、今までにない商品を開発してきた。今後もこうした独自の商品を生み出し、潜在する需要を開拓していく。また海外展開も広げていきたい。その一方、新事業としては昨年、部品の受託加工サービスを始め、シーリングファンも発売した。来月にはセンサ内蔵のキャスターやゲートウェイなどで物流の動きや温度、照度を監視できるIoTシステムを売り出す。これらはキャスターの技術を生かし新たなものに進化させた。こうした新事業とキャスターの両輪で、グループ総売上高を10年後の1000憶円に伸ばしたい。

絆の強さが会社の魅力

約6000種類のキャスターを扱うメーカーであるユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)。同社では社員のやる気を促す充実の制度環境を整備しており、若手社員が数多く活躍している。今回は若手の中でも成長が目覚ましい奈良池沢工場組立SP班の雄島和也班長と、上司である堤秀樹工場長に話を聞いた。
雄島さんは2018年入社。最初は奈良額田部工場のプレスの部署に入り、現在は奈良池沢工場で組み立てを行う3つの班のうち、SP班の班長を任されている。

提案型のものづくりを推進

キャスターの総合メーカーであるユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は近年、段差乗越えキャスターや発電キャスターなど、他社にはない製品を次々と生み出してきた。創立50周年の2027年に向け、今年も前進を続ける同社の常務取締役兼キャスター事業部長・西村達也氏に、今後の展望などについて聞いた。
同社のキャスター事業部の強みは、約7割がカスタムメイドの特注品であること。後発メーカーだったからこそ、全ての工程を自社生産で行い、顧客の要望に忠実に応えてきた結果だ。

関西工場設備・備品展に出展

ユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は2日から4日までインテックス大阪で開催された「関西工場設備・備品展」に出展した。モノづくりの「お困りごと」を解決する、物流ソリューション・工場自動化ソリューション・モノづくりソリューション、の3つのソリューションの展示を行い、多くの来場者が足を止めて製品の説明を受けた。今年6月に発売された、物流倉庫などに最適な「ユーエイファン」は、実際にブースに設置され多くの注目を集めた。

“ユーエイGET1000″売上高1000億円を目指す

昨年10月1日、ユーエイ(本社・大阪府東大阪市)が合併統合した。産業用キャスターメーカーのユーエイキャスターが、関連会社で機工商社のO.T.ファテックを吸収したかたちでの再スタート。その統合の理由を「分散していた経営資源を1つにし、効率的な経営を進めるため」とユーエイ会長の雄島大貴氏と話す。そして、合併後に『ユーエイGet1000』と題した経営方針を打ち出した。合併から1年‐。同社は“大きな夢”に向けて歩み出している。

社名変更、海外企業との提携で経営効率化図る

(株)ユーエイ(雄島耕太代表取締役社長)は1977年(昭和52年)設立のキャスター及び関連製品の設計・製造・販売を行っている専業メーカー。昨年10月1日から関連会社のO.T.ファテック(株)を吸収合併し、「株式会社ユーエイ」に商号を変更した。この合併により経営の効率化を図るとともに、より一層の飛躍を目指すことにしている。
また海外のキャスターメーカーとの業務提携で製品の開発・販売を進め、韓国の智徳産業とは「FOOTMASTER(フットマスター)」ブランド製品の輸入販売は開始、AGV(無人搬送車)向けの「AGVキャスター」と、キャスターとアジャスター機能を一体化した「レベリングキャスター」のラインアップを取りそろえた。

躍進する女性陣 新製品のアイデア出せるよう

ユーエイ(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)の新商品企画室に所属する宮下秀美さん。昨年6月に入社して約半年、ものづくりの喜びを感じる日々だという。取材当日、宮下さんは同社のブランドカラーである赤色の新調された作業着を、素敵に着こなしていた。
前職は住宅や店舗施設向けの設備機器メーカーの開発部署にいた。前職時代に現在の上司である羽田智樹課長と仕事をする機会があり、キャスター製品に興味をもつきっかけになったという。「今までにない新しい商品を世に出すという、雄島社長の理念に共感し、入社を決意した。キャスターについては未経験だったが、チャレンジしたいと思った」と振り返る。

キャスター以外にも挑戦 ユーエイ O.T.ファテックを合併

ユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は、10月にユーエイキャスターを存続会社として、関連会社であるO.T.ファテックを合併し、「ユーエイ」に商号を変更した。新社名の狙いや今後の展開について雄島社長に聞いた。
産業用キャスター製造会社であるユーエイキャスターと、工作機械及び工具の卸会社であるO.T.ファテックを統合し、経営管理体制を一元化することにより、経営資源の有効活用をさらに進め、収益構造の強化を図る。なお、今後は事業部制をとり、それぞれの既存事業を、キャスター事業部、O.T.ファテック事業部として事業を継承する。

10月1日より「株式会社ユーエイ」に

(株)ユーエイキャスター(本社=大阪府東大阪市、雄島耕太代表取締役)は関連会社の「O.T.ファテック(株)」を吸収合併し、10月1日から「株式会社ユーエイ」に商号を変更した。
今回の合併で経営の効率化を図り、より一層の社業の発展を目指すことにしている。

ユーエイキャスター O.T.ファテックと合併

産業用キャスターメーカーのユーエイキャスター(東大阪市、雄島耕太社長)は、関連会社で、工作機械及び工具の卸売会社O.T.ファテック(東大阪市、雄島大貴代表取締役)を10月1日付で吸収合併し、社名を「ユーエイ」(東大阪市本庄西1-8-39、雄島大貴会長、雄島耕太社長、資本金8300万円)に変更する。
ユーエイキャスターは、1977年にO.T.ファテックからメーカー部門を新設するために設立。

O.T.ファテックを合併 10月、ユーエイに

産業用キャスターメーカーのユーエイキャスター(大阪府東大阪市、06・6747・5607)は、関連会社で機械工具商社のO.T.ファテック(東大阪市)を10月1日、吸収合併する。同日付で社名をユーエイに変更する。
グループ2社の経営管理体制を一元化することで経営資源を有効活用し収益構造を強化する。

10月1日にO.T.ファテックと合併

㈱ユーエイキャスター(大阪府東大阪市、雄島耕太代表取締役社長)は10月1日、O.T.ファテック㈱(大阪府東大阪市、雄島大貴代表取締役社長)と合併、社名も「株式会社ユーエイ」と改称し、事業を拡大するとともに製品音充実とサービスの向上を進めていくことにしている。

「ユーエイ」に社名変更

キャスター専門メーカー、ユーエイキャスター(社長雄島耕太氏)は、関連会社で工作機械や工具などの販売商社のO.T.ファテック(社長雄島大貴氏)と10月1日付きで合併し、「㈱ユーエイ」としてスタートする。
ユーエイキャスターを存続会社とし、本社は合併両社の現本社(大阪府東大阪市本庄西1の8の39)に置く。

蘇州工場に新棟 生産再編、供給力を強化

ユーエイキャスター(大阪府東大阪市、06・6747・5607)は、産業用キャスターを生産する中国・江蘇省の蘇州工場に新棟を建設する。2019年に完成し20年にも稼働する。現地生産による商品供給力を強化し、中国市場で拡大する物流需要に応える。

蘇州工場に新棟増設 ユーエイキャスター供給体制を強化

ユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は、中国・江蘇省の蘇州工場に新棟を増設する。2019年中に建設を完了し、2020年稼働を予定している。現地生産による供給体制強化を図り今後、物流需要が加速する中国市場に向け、生産力の向上と、デリバリーの強化を図ることで、さらに顧客の要望に応えていく。
同社は、中期経営計画における重点経営課題として、「収益力の確保」「生産システムの最適化」および「海外販売の強化」にグループ全体として取り組んでいる。

親しみやすい商品名を

「どんな商品名にするか考えている」と話すのは、ユーエイキャスターの雄島耕太社長。昨月同時のリンクカム機構で路面段差を簡単に乗り越えるキャスターを発表した。年内の発売に向けて「親しみやすく覚えやすく、愛される名前をつけたい」。
このキャスターは段差が後輪(主輪)に与える力を前輪(副輪)が路面に押す力に変換し5cmまでの段差を乗り越える。段差にあたる衝撃で荷物が落ちたりするのを解消でき、物流会社が使う台車向けなどに「初年度8000万円〜1億円の売上高を見込んでいる」。
業績を伸ばす原動力は「新商品」。キャスターの国内市場は「およそ300億円の規模で横ばい」だが「洗剤するニーズはまだまだある」と見る。「新商品の構想は既にいくつかある。具現化していき4年後の売上高目標100億円(現在60億円)を目指す」。

〜機械工具業界で活躍する女性たち〜 要望を瞬時に読み取る

注文や修理、商品の問い合わせに応えるのがメインの仕事。その殆どは電話での対応。相手の表情は分からない。心掛けているのは「声のトーンから瞬時に要望を読み取ること」。
一瞬で察知できるのには理由がある。今年で入社14年目、電話対応のスタッフ4人で一番のベテラン。
「約3全種類のキャスターの情報は全て頭の中にある」。
商品を探す人には性能を早く正確に。納期を急ぐ人には工場に頼んでもらう。

中国・蘇州工場を増設 ユーエイキャスター 生産能力は年間15億円に 上海工場から生産を完全移管

(株)ユーエイキャスター(大阪府東大阪市、雄島耕太代表取締役社長)は中国での物流環境の変化に対応するため、江蘇省の蘇州工場に新棟を増設する。2019年中に建設を完了し、2020年(4月から)稼働を予定している。
同社はグループ全体で中期経営計画における重点経営課題として「収益力の確保」、「生産システムの最適化」、「海外販売の強化」に取り組んでいる。これまで国内3工場(奈良池沢工場、奈良額田部工場、福岡工場)、海外2工場(蘇州工場、上海工場)で生産を行なってきたが、「収益力の確保についてはグループ生産体制の最適化に加えて将来拡大が見込まれる海外市場へのシフトを企図し、中国での現場生産能力の工場が喫緊の課題となっていた。

中国蘇州工場を増設 生産能力を2.5倍に拡大

ユーエイキャスター(本社・大阪府東大阪市、社長雄島耕太氏)は、中国江蘇省の蘇州工場に新棟を建設する。19年中に建設を終え、20年4月の稼働を目指す。現地生産による供給体制強化を図り、物流需要が加速する中国市場に向け、生産力向上とデリバリー強化を図る。
同社ではこれまで国内3工場(奈良池沢、奈良額田部、福岡)と海外2工場(蘇州、上海)で生産を行なってきたが、グループの生産体制最適化に加え、海外市場へのシフトが課題となっていた。今回蘇州工場の増設に合わせて上海工場を閉鎖。20年をメドに蘇州工場へ完全移管し、中国2工場を統合する。この生産体制の再編により、蘇州工場の生産能力は出荷ベースで6億円から15億円に拡大し、海外販売の強化に繋げる。

関東工場が完成稼働 納期短縮、物流コスト低減

ユーエイキャスター(大阪府東大阪市、社長雄島耕太氏)は、埼玉県飯能市に新たな生産拠点・関東工場を建設した。
今後関東以北には同工場から供給する体制をとり、従来の生産拠点とともに災害時のリスクを分散。合わせて納期短縮や物流コストの低減を図り、顧客対応力の向上を進める。本格稼働は4月の予定。
同社が持つ生産拠点はこれまで奈良池沢、奈良額田部郡、福岡の国内3工場、中国の蘇州、上海の2工場。これらで受注生産・OEM市場を中心に、6000種類以上のキャスターを生産してきた。

躍進する女性陣 はっきりした性格と高い語学力

ユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)の海外営業課に昨年入社した片山みづきさん。高校時代から中国語に親しみ、大学では中国に留学するなど海外を相手に働くことを目指していた。直属の上司である開田真人セクションヘッドは「課内に新しい風を吹かせ、雰囲気を変えてくれる存在になっている」と評価する。
高校在学中、北京オリンピック開催前ということもあり、授業で中国語を選択。すぐに中国語に

ブランド価値高める年に

ユーエイキャスター「日本の品質」海外へ発信
約6000種類のキャスターを扱うメーカーであるユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は、新製品のリリースや関東工場の完成など、おおきな変化のあった1年を終えた。海外展開も順調に軌道に乗る同社の今後の展開について、雄島社長と海外営業課の開田真人セクションヘッドに聞いた。
他のメーカーに比べ、オーダーメイド品が約7割と多数を占める同社は、海外拠点を構えているものの、完成品の95%以上は国内製造というこだわりがある。

ユーエイキャスター「発電キャスター」動態調査を見える化

ユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は20日から22日に東京ビッグサイトで開催された病院・福祉設備、医療機器が一堂に集う専門展示会「HOSPEX Japan 2017」に出展。今後の医療・福祉分野での活用が期待されるロボット、IoT、AI、ウェアラブル端末、VR技術などの集中展示企画として「次世代医療・福祉コーナー」へ出展。
IoT SOLUTIONの提案として「発電キャスター」を参考出展。同製品は、エナジーハーベスティング(環境発電技術)

埼玉にキャスター工場 生産能力2倍に ユーエイキャスター

ユーエイキャスター(大阪府東大阪市、06・6747・5607)は、埼玉県飯能市に産業用キャスターの工場を新設した。生産能力は最大2000万個で、総生産能力を現在の2倍に引き上げる。物流機器向けの需要拡大に対応する考えで、来年4月に本格稼働する。
新工場は敷地面積8808㎡、延べ床面積7218㎡で、土地建物の総投資額は12億円。奈良工場から一部生産設備を移管し、直径50〜150mmの小型キャスターを生産する。本格稼働時の生産力は能力最大の30%で、今後、新規設備を導入するなどして高めていく。

供給体制の強化へ 埼玉に関東工場を新設 ユーエイキャスター

ユーエイキャスター(大阪府東大阪市本庄西1の8の39)は埼玉県飯能市に関東工場を建設し11月から操業(試運転)を開始し18年4月から本格稼働する。
この関東工場は、供給体制の強化とマザー機能を担う生産拠点と位置づけ、ニーズが多様化する市場に向け生産力の向上とデリバリーの強化を図ることで、さらに顧客の要望に応えていく。3階建てで、大型設備は下層階へ、小型製品の生産設備は上層階へ配置するなど、機能的にすべてのフロアに生産工程をレイアウトする。また部品保管倉庫機能を持つ設備として、1000パレットの保管量を有する最新の自動倉庫を導入し、効率的な生産を可能にする。新工場のライン増設により、ジュライよりも幅広い受注ロットへの製造対応が可能となり、生産能力は最大で年産2000万個が可能と見込む。

飯能市に関東工場 ユーエイキャスター 来春、本格稼働へ

ユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は、埼玉県飯能市の飯能大河原工業団地内に関東工場を新たに建設したと発表。11月から操業(試運転)を開始し、2018年4月の本格稼働を予定している。
新工場を供給体制強化とマザー機能を担う生産拠点と位置づけ、ニーズが多様化する市場に向け、生産力の向上と、デリバリーの強化を図ることで、さらに顧客の要望に応えていく。

ユーエイキャスター 関東の新工場が操業開始

キャスター専門メーカーのユーエイキャスター(雄島耕太社長)はこのほど、埼玉県飯能市で建設を進めていた関東工場の試運転操業を開始した。本稼働は来年4月を予定している。
同社は、受注生産・OEM市場を中心に6000種類以上の製品を生産している。新機能入社数は年間100社以上のペースで増加し、主要取引先は1000社(2017年4月時点)を超えた。年々増加する受託製造依頼に対応するため、設備投資による生産能力の増加が急務だった。

加速する物流再編 ユーエイキャスター 埼玉・飯能に関東新工場建設

(株)ユーエイキャスター(大阪府東大阪市、雄島耕太代表取締役社長)は10月30日、埼玉県飯能市(埼玉県飯能市茜台三丁5番5、飯能大河原工業団地内)に関東工場を新設、11月から操業(試運転)を開始し来年4月に本格稼働することを発表した。同社では新工場を供給体制強化とマザー機能を担う生産拠点と位置付け、ニーズが多様化する市場に向け生産力の向上とデリバリー強化を図り、顧客の更なる要望に応えることを目指す方針。

HP大幅リニューアル ユーエイキャスター 探しやすさアップ

約6000種類のキャスターを扱うメーカーであるユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は、今月からホームページを大幅にリニューアルしている。
今回のリニューアルでは、より製品情報の「見やすさ」にこだわり、用途・仕様・カテゴリーなどの切り口を組み合わせて製品を検索できるなど、顧客が製品や情報を見つけやすい工夫を施している。
また、興味のある製品に関して、すぐに問い合わせできる仕組みを採用することで、利便性の向上とともに迅速な対応の強化を図っている。
メインビジュアルにはCGアニメーションを使用し、製品の特長が伝わりやすい魅力的なサイトになったほか、項目を組み合わせて検索できるなど、製品情報がみやすく、目的とする製品が探しやすくなった。

ユーエイキャスター ホームページをリニューアル ー製品、情報の見つけやすい工夫施すー

(株)ユーエイキャスター(大阪府東大阪市、雄島耕太代表取締役社長氏)は、10月からホームページ(http://www.yueicaster.co.jp/)をリニューアルした。
今回のリニューアルでは、より製品情報の「見やすさ」にこだわり、用途/仕様/カテゴリー/などの切り口を組み合わせて製品を検索できるなど顧客が製品や情報を見つけやすい工夫を施している。また、顧客が興味のある製品に関してすぐに問い合わせできる仕組みを用意することで、利便性の向上とともに迅速な対応の強化を図っている。
<リニューアルのポイント>▽デザインを一新=メインビジュアルにCGアニメーションを使用し、製品の特長が伝わりやすい魅力的なサイト。

ホームページリニューアル ユーエイキャスター

ユーエイキャスター(大阪府東大阪市、社長雄島耕太氏)は、10月からホームページをリニューアル。製品情報の見やすさに力点を置いた。
メインビジュアルにCGアニメーションを使用し、製品の特徴を伝わりやすくした。また、用途・仕様・カテゴリーなどの項目に合わせて検索できるようにし、目的製品の探索を容易にした。新製品の動画も追加。来週には英語と中国語に対応する予定だ。同社HPはhttp://www.yueicaster.co.jp。

ユーエイキャスターがHPを刷新 製品情報の見やすさが進化

ユーエイキャスター(雄島耕太社長)は10月1日、見やすさなどにこだわりリニューアルしたホームページ(https://www.yuei-group.com/)を公開した。ポイントは、▽製品の細かい動きや内部構造などの特徴を紹介するCGアニメーションをトップページに採用。▽用途、仕様、製品シリーズの項目のほか、車輪径などの条件を組み合わせて調べることができる検索システムの導入▽新製品キャスターなどの動画追加▽英語、中国語など多言語化にも対応(2018年春頃予定)など。

要望に応える姿勢 ユーエイキャスター 会社の成長につながる

約6000種類のキャスターを扱うメーカーであるユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)。他メーカーに比べ、オーダーメイド品が約7割と多数を占める同社はこれまで、顧客の声にこだわった製品づくりを進め、日々技術を磨いている。今回は奈良池沢工場の佐藤孝昭工場長の生産技術係の堤秀樹係長に話しを聞いた。
同工場には約100人が勤務し、受注増加に伴い、作業の自動化を行うため、今年6月に製品組み立て用機械を導入。

躍進する女性陣

長尾美穂さん

キャスターメーカーのユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)で働く長尾美穂さん。先日、名古屋で行われた展示会では、同社のブースで持ち前の明るさを発揮し、新製品をPRした。

顧客の声生かした製品

縁の下の力持ちの楽しさ

約6000種類のキャスターを扱うユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は今年、創立40周年を迎えた。オーダーメイド品が約7割と多数を占める同社はこれまで、顧客の声にこだわった製品づくりを進め、技術を磨いてきた。社長就任から今年で10年を迎える雄島社長に、これまでの歩みや製品の特長を聞いた。

国内自社生産にこだわり、要望に応えるオンリーワン企業へ

産業用を中心とするキャスター総合メーカーのユーエイキャスター(東大阪市、従業員310人)は今年10月、設立40周年を迎える。同社の産業用キャスターは始動の軽さと耐久性の高さが特徴。福岡と奈良に合わせて3つの向上をもち、国内生産にこだわる。その真意を雄島耕太社長に聞いてみた。

新製品の展示や実演デモも

ユーエイキャスター名古屋工場設備・備品展に出展

キャスター総合メーカーのユーエイキャスター(雄島耕太社長、大阪府東大阪市)は12日から14日まで、ポートメッセなごやで開催された「第1回名古屋工場設備・備品展」に出展。